2014年5月12日月曜日

やりうどんでやりうどんを食す。

これが噂の・・


小戸のヨットハーバーには電車で行くんですが、前から気になっていた姪浜駅内の「やりうどん」。

なんや、やりうどんって。下品!!

「やり」とか、「やりちん」「やり逃げ」そんな言葉しか連想できない。これぞ、「その名前はないだろう?」というネーミング。でも、インパク大で、きになっていました。

調べてみると結構前からあるんですね、やりうどん。色んな駅構内で営業している老舗のうどん屋さんのようですが、福岡出身ではない僕にはとても新鮮な響きでした。「やりうどん」

中途半端じゃだめなんですよね、「ラーメン」の看板逆さまにかける位のインパクトがないと目に留まらないのと一緒で、いい悪いは別として、「やりうどん」はインパクト大。

ヨット後、腹も減ったし、「今日はやりうどんでも食べるか」と行ってみました。

私:「やりうどん、お願いします」←やりうどん、言いたかっただけ。

店員さん:「やりうどんは、山菜とかわかめとか入ったうどんですけど?』

私:「ええ、やりうどん、1つ・・」←やりうどん、言いたかっただけ。

とりあえず、このへんてこりんなネーミングの秘密が分かるかもしれないと思って、頼んでしまいました。「やりうどんでやりうどんを食す」もうこの時点でブログのタイトルは決定してました。

注文を待つ間(といっても、速攻で出て来ましたが)、壁にやりうどん誕生秘話が書いてあるのを発見!!  

僕以外にも、「やりうどんってなんや?」と思う客がいて、いちいち答えるのが面倒くさくなったのでしょうか、書いてありました。

「優しい味はおもいやり、だから私はやりうどん」

・・・・・・・

くっそつまらん。

やりちんの大将、もってこいや!! ビッグダディみたいな非常識で節操のないおっさんが店主と思っていたんですが、がっかりです。

張り出さなきゃいいのに、あの「優しい味は・・」の額縁入りのポスター。

釣った魚にエサやらない。もう「やりうどん」の秘密を知った今、やりうどんに興味がなくなった。「秘すれば花」、この言葉を「やりうどん」に贈りたい。



渡辺淳一先生、亡くなられましたね。僕の中で渡辺淳一と言えば、この本。読みやすく、エンターテイメントの勉強になりました。

見せ方、出し方の重要性を「船具室」と「やりうどん」から学んだ日でした。

替え歌「今日もどこかで、やりうどん」

こんなんだったら、不味くても食べにいくぞ、やりうどん。






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