2013年12月30日月曜日

来年の事。

年末プライマリー
本日で、2013年のユニヴァの営業は終了でした。ありがとうございました。
来年は3日からで、祝日営業となります。

これからスタジオの大掃除と打ち上げで、明日帰省します。

今年は、国体道路沿いにヨガスタジオがたくさん出来ました。国体道路周辺まで含むと4店舗?オープンしました。

それをふまえて、ユニヴァは更に独自路線を突っ走るべく、色々とやっていこうと思っています。独自路線です。

5年位前に国体道路沿いのヨガスタジオが全滅したんです。唯一の生き残りがユニヴァでした。最後の方は本当に酷かったです。私以外、誰もしらないですね、あの状況は。

今回の数々のヨガスタジオオープンであの当時以上の激しさ、生徒さんの奪い合い?みたいなのが展開される可能性もあります。その辺りは経験済みなので、免疫はあります。

ヨガと言ってもやってる事は商売ですから、商売の原理は働きます。

それとユニヴァは9周年。10年一区切りといいます。最初、「福岡にヨガスタジオを」と思ったのは、「いい講師と出会いたい」、「自身のスタジオから福岡を代表するような講師を輩出したい」その2つの想いで、こんなでかいスタジオを建てちゃいました。

でかければでかい程、情報は集まって来ると信じていました。この2つの想いは達成できたでしょうか?

今まで、その当初のプロジェクトからぶれる事はありませんでした。

あれから10年近く経ちました。このままのアプローチと、新しいアプローチも必要かもしれないです。動く頃かもしれません。

そろそろ超えたくなった・・・そんな感じです。無性にそうしたいと思った時が時でしょう。『〜が〜だから自分も〜」みたいに他を見て動く事はないです。

色々と溜め込んだものを放出する時期ってのはあります。手放さないと手に入らない。世の中は不思議です。大体、そのようにできてる気がする。

では、来年も宜しくお願いします。










2013年12月28日土曜日

1ヶ月あれば、どうにか・・・

アシュタンガヨガ初級
こうやってみると、お腹はそこまで出てないようにみえる。・・・が、横からみると結構ひどい。っていうか、腰にもたるんだ肉がついてる。これは生まれて初めての経験です。

マリッチアサナで分かるあなたのメタボ!!

ウッティタハスタパータングシュタアサナで分かるあなたの脚年齢!!

そんな本が書けそうです。

わずか1年程前と比べても圧倒的に身体が重いんです。

ケビンスペイシーに「暴食」の罪で殺されかねない。映画「セブン」ね。

とにかく、来年はスタートダッシュで、1月の終わり頃には、見事とまではいかないが、凹んだお腹を公開できるでしょう。

凹んだお腹をキープできれば(まだ凹んでないけど)、2014年はいい年だな。





2013年12月26日木曜日

来年の抱負をいち早く実行に移す

黙っていましたが、タバコを辞めて2ヶ月〜3ヶ月位経ちます。

何度目の禁煙でしょうか。ただ今回は、タバコを吸って、咳が止まらなくなったり、喉が痛くなったりと、明らかに健康被害が出てる感じがしたので、止めました。ダイエットとか、そういう理由じゃなく、生命に関わる問題だから、多分今後も辞めれる。

健康診断で、ウエスト周りが87センチでした。85センチ以上はメタボですから、2センチメタボです。

どうしようかという話です。

まず、ヨガスタジオのオーナーですから、ヨガを再開します。これはね、必要でしょう。ただ、週に2回を1年間続ける事。週1でもいい。毎日は無理。理由は後述。

ホットヨガのyuki先生が隣に居たので、聞いてみました。

「顔のたるみとお腹周りをどうにかしたい」という質問に対して・・・yuki先生

「食事8割。よく噛んで食べる事。サラダを最初に食べる事」

運動は?

「スクワット1日30回。週2回の運動。毎日やると、3ヶ月後には疲れて止める人がほとんど。代謝を上げるには起きてすぐのスクワットがいい」

ふむふむ。スクワットのやり方も教わりました。壁の前に立って、膝が壁につかないように降ろす。3カウントで降ろして、5カウントで上がる。

なんか、腹と胸と腰に効いてる感じです。30回は全然大丈夫。あとは、僕の場合はウォーキングでもいいと言っていたけど、ウォーキングかヨガを週に2回。

ウォーキング1回、ヨガ1回でいいかな。アシュタンガヨガ初級でいい。よく噛んで食べるというのは、分かっちゃいるけど実行してなかった。

来年の抱負にならないように、今から始めるとそのまま来年も続くような気がする。とにかく来年の目標は、「顔つき」。

「あら、すてきなおじさんが向こうから来ると思ったら、ニシオさんじゃないですか?」が目標です。中年男の顔つき、身体つきの重要性は、計り知れない。女性もそうかもね。







2013年12月25日水曜日

健康診断

健康診断

昨日、健康診断を受けて来ました。8年振りくらいでしょうか。病院関係は本当に緊張しますね。何か悪い知らせを受ける場所という想いでいっぱいです。

血圧も脈も全てにおいて、とりあえずすぐ分かる箇所は、良好でした。あとは血液検査やらバリウム飲んだ後の検査やら尿検査やらの結果が気になる所です。

バリウム・・生まれて初めて飲みました。帰りの道ばたでゲロってしまいました。口から白い液体を吐いている人を見た通行人の人達ごめんなさい。

結構な量を飲むんですね。グルングルン回転する機械の中で、更に「グルグル左周りに廻ってください」と自身でも回転しないといけない。

「これでも飲みやすくなって、昔の量の半分程度ですよ」って、飲むのを躊躇していたら、看護婦さんみたいな人に切れぎみに言われましたよ。

ガン検査は今回は入ってなかったみたい。オプションみたいです。やっぱり怖いのはガン。
死ぬのが怖いか? 

ガン治療が進むとどうなるんだろう? 今人口は70億?
恐ろしい勢いで人間の人口が増えています。これは、人口増加を食い止めるため、気を利かせて自分が死ななきゃいけないんじゃないかとか、色々考える時もあります。






2013年12月20日金曜日

もちつき

もちつき
本日、プレイスクールの餅つき大会に参加してきました。娘ももちをついています。

つきたてのもちは美味しいですけど、参加者はお母さんばかりで、餅つきを頑張りました。腕も腰も痛くないけど、手首が痛いです。

多分、腰が入ってなくて、手打ちになっていたんでしょう。何十年振りかに、駒を廻してみたり、楽しい一時を過ごしました。

最近は時事ネタばかりですが、猪瀬知事が辞任しました。あのカバンに無理矢理5000万円の形の箱を入れたのは、面白かったです。「箱が曲がってるじゃないか!」怒られてましたね、野次で。

あの辺りから、段々猪瀬知事がやさぐれていく様子がでてきて、「この人、本当はいい人なんだろうな」と思いました。だって、普通の政治家だったら、もっと図々しく、「知りません」「記憶にございません」と対決姿勢を強めるでしょうけど、なんかやられっぱなしでしたし。

「政治のアマチュア」と自分で言ってたけど、守ってくれる人がいなかった。こういう世界って、「俺とお前は一蓮托生」みたいに、「親亀こけたら子亀もこける」ような図式を作っておかないといけないんでしょう。

逆に言うと、そういうしがらみのない政治をやっていた、クリーンな政治をやっていたという事でもある。皮肉なものです。まあ、5000万円の裏金受け取っていたからクリーンとは言わないだろうけど。

「政策に関してはプロと思っていたが、政務に関してはアマチュアだった」考えさせられる言葉です。
















2013年12月18日水曜日

ダイエットの話

大濠公園
昨日、チュートリアルの徳井という人が、2ヶ月で10キロのダイエットに挑んだ番組をみました。38歳らしい。5キロくらい落ちた所で、顔がもう違っていたね。

身体のたるみは洋服で隠せる(特に冬は)けど、顔のたるみは中々隠せないし。
かなり男前になっていました。

有酸素運動は、ダイエットには必須であるなら、ホットヨガよりアシュタンガヨガの方が断然ダイエットに向いてる。運動量で言ったら、えらく違う。

で、昨日いきなりアシュタンガヨガのクラスに参戦しようかと思ったんですが、途中で、久しぶりに歩きたくなって大濠公園に歩いてお散歩に行って来ました。

ランガーがいる時は、ほぼ毎日大濠公園までお散歩に行ってたけど、たまに無な気持で歩くのもいいですね。小雨がぱらぱらと降っていたのもちょうどよかった。

ただ歩くのではなく、呼吸と姿勢を気にしながら・・・色々と周りには教えてくれる人が多くて助かっています。意識している時はできるんですけど、歩いているうちに忘れて来る。

色々とさびつかないように、準備しておく必要があります。




2013年12月14日土曜日

ユルいのに笑っていられる



やっぱり、ふなっしーだな。このゆるキャラのくせに、一味違う所がいい。

なんか、こう、僕だけじゃないんだろうけど、テレビには刺激を求めるね。知らない間に。

どうしてもテレビに釘付けになるってのは、最近では、北朝鮮のno2の処刑と南アフリカのマンデラ大統領の葬儀の偽物手話の人。

刺激的すぎるこの2つ。今時処刑とか・・しかもお隣の国で。こうも簡単に処刑というのは、イラクのフセイン大統領が処刑されてから、結構続いている。日本は本当に平和だよね。理不尽すぎる。この若い指導者はこの前も昔の彼女が大衆の前でヌードになったとかで、その元彼女もあっさり処刑しているし。

本当に自分なんてKYすぎるので、こんなんで処刑なら何度も死ねる。っていうか権力の中枢にもいけないだろうけど、側近はイエスしか言えないね、これは。

中国も結構すぐ処刑するじゃないですか。いい場所のいい時代に生まれたと思うしか無いです。

周りを見渡してみて、「こいつ、時代が時代ならもっと出世できたな」と思う人がいる。数名だが、確かにいる。

日本で言うと、今は弱肉強食の時代とちょっと違う。ソフィティスケートされたというか、そこまでがつんがつんといかなくてもどうにかできてしまう時代。

昭和の時代なら、「まぬけ」、「能無し」と言われていたであろう人が、オンリーワンみたいになって、けっこういける時代でもある。スーパーナチュラルというか、時代が救ってくれた人というのは結構見渡せば周りに結構いたりする。

別に大成している訳ではないが、自分もある意味時代に救われている組。もっと弱肉強食が激しく、社会主義的な体制が今の日本なら、間違いなくホームレスだろう。

また時代も移っていって、「こいつ、時代が時代ならもっと出世できたな」という人達が大手を振って闊歩する時代も来るだろう。

こういう処刑とか、聞き慣れない言葉を聞くと、いつもそんな事を考える。

そして南アフリカのあの手話・通訳の人・・ユルすぎる体制・・ネルソンマンデラは偉大な人だったと思う。こういう通訳の人なんて、アフリカの独裁国家だったらすぐに処刑されているだろうから、そういう体制にならなかったというのは、このマンデラ氏のチカラも働いているからだろう。

こっちの方が国家転覆罪に問われてもおかしくない程の失態のようにみえる。この通訳者に対して南アフリカ内で非難囂々らしい。

非難で済んでるし、この通訳者は反論したりしてる。南アフリカは、まともな国なんだろうね。ユルくて笑うけど。
















2013年12月12日木曜日

5番手位で丁度いい

幼稚園にて
本日は、娘を幼稚園に連れて行く日でした。幼稚園前の保育学級というクラスです。筑女の幼稚園に通わせているんですが、他の幼稚園よりユルいらしく、中々いい感じです。

人より先に何でもできる必要はないと思うんです。天才少女で小学5年生の時すでに大学入学とか、まあそんなコースを望んでいないというか、無理ですし。

娘と息子には何でも遠回りして欲しいですね。最短距離で、〜を〜にしました。というのは、結構その先に不幸が待っていたりする。

マラソンなら、5番手位でちょうどいい。先頭ランナーは石にけつまずいて途中リタイア、2番手と3番手は喧嘩して脱落、4番手は腹痛起こして途中リタイア。5番手位が丁度いい。

これは、竹下登という昔の政治家が初当選した新人政治家に必ず言って聞かせた言葉だそうです。

そんな事で、今日はパパとママと弟と4人で幼稚園で、みいこもハッスルしていました。
もう12月で、来春には幼稚園。幼稚園になると送り迎えはあるけど、一緒にクラスを受けるという事もなくなります。というか、来春までしか一緒に娘とクラスで遊ぶという事ができなくなる。小中高なんて上に行くに連れ、パパなんか相手にしてくれないだろうし。




2013年12月11日水曜日

ふなっしー 中身 さかなくん

「ふなっしーの中の人の正体を暴く!!」という記事にいささか興味がわき、自分でも、「ふなっしー 中身」でググってみました。

関連する言葉で、「ふなっしー 中身 さかなくん」ってでてきて、ちょっと笑ってしまいました。

どう考えても「さかなくん」がふなっしーの正体じゃないでしょう。

ふなっしーの中身は女性じゃないか?と思っていたけど、どうも男性のようですね。
くまモンもそうですけど、そのゆるキャラのご当地県はけっこういい宣伝になっているんでしょうね。

東国原知事が宮崎県の営業マンとして頑張ってからじゃないですか? タレント性でその県の魅力を全国に発信するみたいな流れって。 地味な県知事が多い中、こういうゆるキャラが代わりに営業マンになってくれればいいですよね。

県知事はコロコロ変わるけど、くまモンは残るしね。タレントと違ってギャラも安いでしょうし、それか県職員か。

しかし、そのまんま東もなにをしたいのか・・なんか、最近の政治家ってのは、信念ばっかで、離党とかしちゃってさ、ただ頭のカタい人達ばっかりなんだろうね。

本当に、「我々は間違ってないんだから、自分たちの信念を変える必要は全くない」そんな人達の集まりで、その態度が厄介なんだよね、ただ単に。そんなのは革命を訴える共産党だけでいい。

なんか昔の自民党みたいに、節操のないのが日本人には合ってるのかもしれんとすら思う。外国とか人種が入り乱れてたり、宗教のチカラが強かったりで、本当に誰かの代理政党的な所があるけど、単一民族国家で、目指す所とか、そう変わらなかったりするからね。

そのまんま東も信念とか言いつつ、節操がない動きをしているけど、節操がない所が違うんだよね、今の政治家は。

1つの政党の中で、原発推進、反対の派閥があってもいいと思うし、なんか日本ってそういう所で絶妙な落としどころをみつけて意志決定していくのがうまい民族じゃないかと思う時がある。白黒はっきりつけなくて、足して2で割るみたいな、玉虫色の決着方法。そしてその法案が通った10年後くらいに、白になっていたり黒になっていたり・・「ああっ、本音ではみんな黒だったのね」ってのが、玉虫色から10年後位に分かったりする。

まあ、政治の話はコレ位で。

やっぱりふなっしーは他のゆるキャラと違って、喋る所とあの変な動きがいいんだろうね。僕もくまモンがテレビに出て来ても、「おっ」って思わないけど、ふなっしーが出て来ると、ちょっとだけ江頭2時50分が出てくる感じ、なんかやってくれるんじゃないかみたいなのを心のどこかで思っていたりします。あの変な動きで、観客席に突っ込むとか。

「テレビ出てるなら、もっと激しく変な動きをしろよ、ふなっしーのくせして・・」そういう立ち位置だね、きっと。












2013年12月10日火曜日

老後考える その3

みい子の753の撮影の時

昔は、ブログなんて朝飯前に毎日書いていたけど、今は話題がないのか、毎日書くのは大変です。本当に毎日10年程書いている人とかいるでしょ?

凄いです。

早くもセールとか始まり、洋服も欲しくなってきました。買わないけど。

本当にね、たまに友人とかに聞かれるんです。「そんな洋服どこで買うの?」分かります。みんなそう思っている。僕と同じ位の年齢の男性は。

すっかりスーツを着なくなって10年位ですか。おじさんになると、洋服選びというのは、苦痛でしかありません。

スーツ着ないなら、せめてキレイなちゃんとしたカジュアルな洋服は着ておかないと社長としてどうよ?という所から洋服に少し投資し始めたんですが、洋服選びは楽しいけど苦痛ですね。

ある程度の会社の規模の社長さんとか結構売り上げ上げてる士業の方々とか、スタイリストみたいな人が洋服選んでますからね。

そういうビジネスマン系の人達は合理的で、「自分で選ぶ目利きになるより、目利きの人にお金払って見繕ってくれた方が断然いいじゃないか。センスいいし」

そういう感じで、世の中のおじさん達のファッションは動いています。

実際ファッションセンスとかいらないんですよね。ただ試着して、それが身体にナイスフィットしているかだけです。その試着が面倒くさいのと、ナイスフィットが分からない。

店員さんはおじさんには、ほぼ必ず大きいサイズを勧めてきますから、それに負けずと小さいサイズを選ぶ事だったり、試着しまくって、マイサイズがなければ、買わない事。

この2つさえ守れば、gap中心の買い物で結構ちゃんとしたおじさん休日ファッションはできあがります。

試着しまくるのが、おじさんとしては苦痛ですね。ただ、もうここで洋服に興味を無くしたら、後戻りできなくなるという危機感で、どうにか衝動買いしたり、下手な買い物したりしながらも、洋服への投資は続けています。

芸能人とかテレビでみてると50代、60代の人達がどんな格好しているのかに目がいきます。明石家さんまとかタモリとか、スタイリストがついているんでしょうけど、安定のおじさんカジュアルで、「こういう感じのファッションしていけばいいんだな」と思っています。あと、関根つとむとかも、好感のもてるおじさんのカジュアル。所ジョージはアメカジ過ぎ。さんまが一番いいカジュアルのように思えます。

本当にやりすぎると、神田うのの旦那みたいな、イヤミなおっさんファッションになるので、要注意ですね。イタリアものとか、本当に気をつけないとイタリア人のようにフェロモンも出てない日本人のおじさんが着ると、なんかただのスケベなおっさんになっちゃう気がして・・メリハリですな。

老後じゃないけど、それに向けて、備えないといけないもの。じじいはいかにして洋服と向き合うか?歳を重ねる為に必要なファクターだと思っています。

老後を考えるシリーズ第3弾でした。




2013年12月4日水曜日

老後の事を考える その2

福岡国際マラソンのテレビ中継の様子

先日、福岡国際マラソンが開催されました。公務員ランナーさんの活躍とか色々ありました。ユニヴァ的には、なんと言っても、毎年デカデカと全国中継される、警固四つ角の様子・・

目立ってましたね〜。四つ角の所だけ、ヘリコプターから引きで撮ってあるので、ユニヴァの看板だけが目立ちます。選手も豆粒程度になるので、余計目立つ気がする。よかったです。

という事で、先日の続きです。老後を考えるシリーズ第ニ弾。

シルバー川柳を買いました。リアルなお年寄りの気持が分かるし、サラリーマン川柳とかも、そうですけど、文字数少ないんで、すらすら読めるし、たまに深い洞察を含んだ川柳に出会えたりする。

本に取り上げられる程の作品ばかりなので、どれも秀逸でしたが、あえて、5つ、45歳の老後の事を考えている僕にヒットした作品と言えば・・

「場を察知 呆けたふりして なごませる」
「無農薬 こだわりながら 薬漬け」
「ご無沙汰を 故人がつなぐ 葬儀場」
「景色より トイレが気になる 観光地」
「アイドルの 還暦を見て 老を知る」

うん・・

枯れの美学というのかな。歳をとっていって分かる哀愁と言うか。

「老後 海外」とかでググってみると、老後を海外で生活するみたいなサイトがいっぱいでてきたけど、西洋人のお年寄りがリタイアをどう過ごしているのか気になったんですね。

nyに住んでいた時、イーストビレッジって学生街に住んでました。エレベーターもない古いアパートメントでして、僕は3階に住んでました。アメリカにはレントコントロールというのがあって、古くから住んでいる人の家賃を時代に合わせて上げるみたいな事はしてはいけないというのがあります。そういう理由で家賃を安く5階に住んでいる白人のおばあちゃんがいました。そのおばあちゃんと話して、僕が支払っていた金額の30%程度の家賃だったと記憶している。

でも5階ですよ。5階までたどり着くのに30分以上はいつもかかっていました。その間、住人とおしゃべりしたりする時間もあるだろうけど、本当に一歩一歩登るのが命がけみたいで、家賃の安さから、引っ越すに引っ越せないというお年寄りが都会にはたくさんいるんだなと、その当時は人ごとのように思っていました。

アメリカに住み始めて、最初のアパートメントは、古いホテルを改装したものでした。朝晩2食付きで、安かった。ビーチの目の前で、とても環境も良かった。そこは、老人ホームのお年寄りが7割で、あとの3割は生の英語に触れ合いたい外国人の学生。食堂でアメリカのお年寄り相手に、英語を話してスキルを身につけるというメリットもあったりして、「アメリカの発想はいいね」と思いました。お年寄りも若さというパワーをもらえるし、若い人が積極的に話しかけてくるし。結構楽しかったです。というか、同じ歳のスイス人の女の子が倒れる程可愛くて、それが楽しくて食堂ばかり行ってましたね。

歳をとって、集団生活というのも悪くないと思うんです。寂しくないし、そこで恋愛とかもあったりするらしいし、孤独死という危険もない。

老後をどうするか・・・まだ結論は出てない。20歳の時、40歳の自分を想像するというのは、自己実現というか、自分探しの一環なので、結構すぐに想像できるけど、40歳で60歳を想像するってのは、もうリアル。若い頃のようにすぐに決めれないのは、そういう事なんだろうね。

まだちょっと続く、この老後を考えるシリーズ。