2008年9月22日月曜日

講師のページを考える

  こんにちは。ゼネラルヨガ ユニヴァです。


台風来ませんでしたね。台風直撃の場合、次の映画を考えていたのですが。まあ、よいです。


「色々と面白いけど、早く講師紹介のページを作ってください」と周りからも言われます。そうなんですよね、でも一番難しいです。


まず、講師が自己紹介はやりたがらない。ってか、いわゆる自己アピール的なものは、好まないですから。誰でもそうでしょう。会社で、ホームページ作って、部署の雰囲気を伝えるために、それぞれ自己アピールを書いてください。と言われて、すらすら書いたり積極的に協力したりしないものです。むしろ、「個人情報が〜、」と難しい事を言い出す人が出て来たりする。


ただ、講師はその人自身が商品ですから、きちんと消費者にその良さを伝えないといけない。ホームページで、例えば、アマゾンとか本を売っているとすると、「みんなのレビュー」とか、価格.comとか、かなりシビアな商品説明じゃないと見ないですよ、消費者としては。


ただ商品と違うのは、人間ですし、評価はもちろんですが、それがすべてじゃない場合もあります。教育事業として考えると、特に若い講師はこれから5年先、10年先を見据えてどんどん伸びて行く訳ですから。そういう感じでない若い講師は、雇えないですね。あまり生徒さんの意見が強すぎても、講師はそればかり気にし過ぎて、媚びるようなレッスンになってしまい、結局すぐ飽きられるという結果になったりします。


以前、小泉元首相が、「政治家は使い捨て」と発言して、物議をカモしましたが、世の中というのは、言い方悪いですが、それぞれが、伸びしろがなくなったり、時代にあっていなかったり、そんな感じで「使い捨て」にされてしまうという現実をキチンと理解した上で、自分というのを伸ばしていかないといけないですね。



特に、自分の技能などでお金を頂いている人達は、常にその覚悟は必要でしょう。「蟹工船」はいい小説だと思いますが、その一方で、「ヨガインストラクターは使い捨て」のつもりも必要ではないか。いつも、良い講師はいないだろうかと僕が探している時点で、そういう事でしょう。言い方悪いけど、そういう性質をもっているね、インストラクターという職業は。


ワタミという飲食をやっている会社が学校事業に乗り出して、子供に先生を評価させるというやり方をしていましたが、あれは最悪だと思います。学校と商売を一緒に捉えている。しかも、子供にどれだけの判断能力があるというのだろうか。歳をとって、振り返ってみて、「あの先生の言っていた意味が今ちょっと分かって来た」なんて事はよくある話で、飲食だけやってりゃいいのに、ワタミも。ただ、へんてこりんな先生もたまにいるのも事実ではあるのですが。先生雇う時に、大体その先生の力量なんて分かるだろうけど。私立だろうから。


幸い、ユニヴァは大人が来る場所ですから、結構生徒さんからいただく講師に対する意見は、厳しいものも含め、的確だったりします。


話がずれこんできた。講師紹介のページはどんな風にすべきだろうかと、大いに悩んでいるという話でした。


普通の商品なら、その使い勝手や、機能、価格などを紹介すればいいのですが、人間ですから、どうすべきかな。

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