ライスカレー |
ここに出て来る世界観。全てに憧れていました。
音楽もいい。宇崎竜童、時任三郎、八代亜紀・・全部良かった。
なんかこう、土臭い感じに憧れがあった。いや、今でもある。セリフ廻しはちょっと古くさいけど、なんか心に残る名シーンの数々。
その中で、この別れのシーンが好き。
アメリカでは、僕もたくさんの別れを経験しました。
日本に帰る友達を空港まで見送った後の孤独感。アメリカ在住の最初の3年位はとても辛かったです。
「いいな〜お前は、アメリカに残れて。オレは日本に帰らなきゃいけないからな」とみんな別れ際に言っていたけど、日本に帰るのが待ち遠しくて、楽しくて仕方ないようにしか見えなかった。
在住5年、10年選手になると、この手の別れも慣れたもので、「まあ頑張れよ」と、ハグでもして、淡々と別れるようになる。別れに強くなるというか、孤独に強くなるというか。
この「ライスカレー」みたいな劇的な別れはないにしろ、当時は、こんな陣内さんのような気持だった。ナイーブな青年でしたから。
若い頃を思い出します。5分30秒辺りから。
時任三郎の「川の流れを抱いて眠りたい」は名曲です。
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