2014年7月4日金曜日

暴力2

なぜか?

6年前に書いた「暴力」についての記事のヒット数が伸びてる。

アヒムサ(非暴力)ってか、肉を食べる事について。たまにはヨガっぽく書いてみる。

今月で4歳です。
本日、幼稚園の誕生日会で給食の時、園児達が「多くの命と、皆様のおかげにより、このごちそうを恵まれました。深くご恩を喜び、ありがたくいただきます」と結構長い文を言ってご飯を食べてた。

「食前の言葉」です。

ヨガでアヒムサとか習うくせに、命の犠牲の上に自分が生きてるっていう感覚は、思い返さないとすぐ都合よく忘れるものです。

豚とか牛とかを自分で解体して食べろと言われれば、ベジタリアンになるかもしれません。

まずどうやってぶっ殺せばいいのか分からない。相手も解体されまいと必死ですから、血まみれで格闘する事になる。ナイフとかもっていても。油断すると逆に食われたりするかも。豚は人肉を食うでしょ?

牛の突進をかわして、殺したはいいけど、あの重さをどう運ぶ? ハイエナみたいに仲間とその場でつついて食べた方が早い。

そう考えると牛丼280円とか驚異的な安さ。おかげさまとはこの事でしょうか。生きるか死ぬかの決闘を獣どもとしなくてもわずか280円で提供される。ハレルヤ!

本当は我々も獣と一緒。上手に分からないように肉とか加工してあるが、その解体現場は壮絶だというのは想像できる。でも無意識で、そういう現場がある事を考えない様にしている。

スマートなお肉の方々
肉ってのはスマートに提供されるのが当たり前であって、牛を一頭どこからか連れて来て、皆で金属バットで殴って殺して、解体しながら酒盛りして食べるものではない。

見てみぬふりしないとか、6年前の日記に偉そうに書いているけど、そういう視点でみたら、多いに食べ物に対して見てみぬふりしている。 だからと言ってベジになれないし・・

世の中便利になりすぎて、食べ物だけじゃなくて、色んな物が原型が分からないように加工してあるから、判断するのに想像力が必要になります、今の時代。

ごめん、でも肉食をヤメろってのは無理かも。

「多くの命とみなさんのおかげで〜」ただ、その言葉に救われる。自分を納得させる最初で最後の砦。

園児達の「食前の言葉」に触発された話でした。

残さないように感謝して食べます。



PS:  幼稚園の「食前の言葉」をネットで検索してたら、下関の幼稚園の園長先生が「食前の言葉」について書いていらっしゃいました。








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