2014年3月28日金曜日

最近の中高年事情

69歳

女は背筋と書いた途端に、この女性をテレビでみつけた。
金井克子さん、1945年生まれ。元バレリーナ。

何度も後ろを振り返り、背中をテレビに見せていた。その背中を撮り逃がしたけど。

とあるブログにこう書いてあった。

「金井さんの朝食は、ヨーグルトに牛乳・フルーツ
夜は、肉や魚中心の主菜に野菜などの副菜のみで炭水化物は取らない生活だそうです。
これを20年続けている」


うん、まあ、努力はしてるよね。

テレビ東京というテレビ局が今視聴率がいいらしい。この「木曜8時のコンサート」も、中高年に向けて絶好調みたいです。

「3匹のおっさん」でしたっけ、おじさん3人が水戸黄門よろしく悪い奴らをやっつける番組が中高年に受けているらしい。これもテレビ東京。じじい3人が主役のドラマとか、その姿勢は買う。

昨日の「木曜8時のコンサート」はCMも中高年向け。ゴールデンタイムに家庭用カラオケマイクのCMとか。しかも300曲しか収録されてない。完全に年寄り向けのCMばっかり。

新聞とかも、健康食品のCMが1面まるまる載ってたりする。新聞も若者はもう読まないんだろうか。ネットで情報取れるしね。

サウナでよくみるおじさん達といい、シニア世代は結構元気で、消費する意欲も結構あるね。昔みたいにお金溜め込んだりしないんだろう。相続でバカ息子にくれてやる位なら、自分で使うという世代かな。

そう、週刊現代とか、週刊実話とかおじさんがよく読む雑誌の広告の半分は、バイアグラ系です。

「よみがえれ、あの頃の自信!!男の”チカラ”を・・」との文面の横には水着姿のすぐやらせてくれそうな女が挑発するようなポーズできめてる。

広告の半分ですよ、半分。いかにマカ王みたいな商品が売れているかが分かる。朝刊にも同じような広告が毎日載ってるし、10年前なら絶対こういう類いの広告は新聞ではNGだったはず。

こんなものも、はじまるようです。

出版界のカリスマ岸田一郎編集長が新雑誌創刊 “やんちゃジジイ”向け新雑誌 モデルプレスインタビュー


やんジーが姫ーナをゲットするノウハウ本。 

ヨガに来る50歳以降の男性も増えて来たような気がする。うん、昔は若い男性が興味本位で体験レッスンを受けていたと思うが、最近は嫁さんに連れられたりして、男性の年齢層が上がったような気がする。

中高年の皆様、ヨガ体操はいいですよ。マカ王などいらん・・

ヨガ教室に通うという選択は悪くないと思う。瞑想や呼吸法なんかはビジネスにも使えるし、なにより身体がシェイプされる。

考え方も変わるかもしれないし、ヨガって、「やんちゃじじぃの必須項目かもしれない」とか本気で思う。 どうでしょう? ランニング? 

ヨガの方が、姫ーナゲットできる。多分。ヨガ教室でナンパするって意味じゃないですよ。飲み屋さんとか行って、「あれっ、○○さん、おじさんがえりしてる」と更衣室で噂になる程度です。

「海外旅行あたりに連れて行ってくれるなら、いってもいいかも」なんて姫ーナが思うレベルまでは行くと思います。

本気で1年間ヨガやればの話です。上半身裸でアシュタンガヨガの朝ヨガに参加してますってレベルまで50歳、60歳の人がやればの話です。



で、昨日の「木曜8時のコンサート」に、吉幾三が出てました。

結構渋い

意外といけてるおじさんになってる。

昨日の出演者見てても、テレビに出てる中高年の役者や中高年のお笑い芸人(ここは酷いのが多い)より、中高年の演歌歌手の方が、見た目がいいという事実。

歌舞伎もそうですけど、演歌系の歌手も円熟味を増して需要もあがるような仕事だからでしょうか。その辺の中年役者よりいい。歌手だから地声もいいし。

多分テレビのプロデューサーあたりから、「もっと見た目に気をつけてくれないとうちでは出さないよ」とか言われてるんですよ、きっと。だって歌ってる時、その歌い手しか映らない訳で、3分程画面を独占する訳ですから、歌手は見た目が重要。

なんか自分が興味のある事をどんどんやっていけば、いつの間にか我々がシニアになった時のシニアビジネスの先駆者的な存在になるかもしれない・・なんて思います。だって、じじぃが興味をもちそうな事に興味があるから。演歌好きだし。

それ位、シニアになる事に興味がある。僕の中では「やんちゃじじぃ」じゃない。なんだろう、「枯れ葉じじぃ」?「むっつりスケベじじぃ」?「渋いじじぃ」?

「ぎんぎらぎんにさりげないじじぃ」がいい。元々、「オラオラ系」じゃないから、「やんちゃじじぃ」は無理がある。ひねくれ者にはぴったりの「ぎんぎらさりげなじじぃ」

人に見せる為、人と比べる為のものって言うのが「やんちゃじじぃ」の根底にある。多分我々がシニアになる頃はそこじゃない、きっと。

10年後、どんな初老のじじぃになってるのか、自分でも楽しみです。





天才、吉幾三のデビュー作。









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