2014年3月18日火曜日

本を読んで学ぶシリーズその1。林真理子編

野心でここまで成長する


最近、また腹が出て来ました。お腹が空いて仕方ない。

食べても食べても減らない牧のうどん・・ダイエットしてもダイエットしても減らない僕のお腹・・


という事で、先日、スタッフの主婦のUッ子ちゃんから、「オーナーが子どものいる女性なら何しますか?」という質問を受けました。

あまり自分が女性だったらという立ち位置で物事を考えた事がなかったので、答えに窮しましたが、丁度、林真理子の「野心のすすめ」という本を読んでいたので、林真理子さんが答えを出してくれました。

「結婚しても仕事は続けろ」と。

この本はホリエモンの女性バージョンです。野望と自己顕示欲を若者はもっともたないといけないと勧めている自己啓発本。

「何言ってんだ?こいつ?」という箇所もある。ただ、さとり世代と言われている若い世代にもっとしっかりしろとのエールを送っている本なので、少々過激なのは仕方ない。

独特のさらっと嫌味を言う才能は随一。自分が不細工に生まれたのを書く事で、他の恵まれた女性達に復讐している感が何ともいいです。 顔写真が載ってましたけど、若い頃より今の方が確かにキレイ。Photoshopで改造系かナチュラルなのかは分からんけど。

第四章の「野心と女の一生」という所に、Uッ子ちゃんへの答えが書いてありました。

「男も不安定な時代だからこそ、女性も自立して生きて行く道をしっかり考えるべき」とありました。

この第四章の中には、副題が色々ありましたが、「ん・・・? それは・・」と思うような事がたくさん書いてありましたが(それはそれで林真理子らしくておもしろいんですが)、「働いているから確認できる愛情」という副題の話は、なにか身近に感じました。

男がいなくても生活していける能力。これについて書いてありました。これは旦那さんが勘違いしない為にも必要な能力かもしれませんね。

手に職をもった女性が一番強い。ともありました。林真理子さんの例は弁護士とか女医とかの話でしたが、なにもそんなんじゃなくても、マッサージやヨガ、エステ、パティシエ、デザイン・・・なんでもある訳じゃないですか。

僕の知り合いなんかは、宅建1級の免許もってるってので、すぐに社会復帰できましたし。

僕の妻なんかもヨガの先生だけど、現在2人目を産んで、ヨガのキャリアを伸ばすという視点では、今は停滞中。ただ本人は何かゆるぎない自信があるのか、あまり焦っていないようです。これも手に職を若いうちから考えてきたからでしょう。

ちなみに、20代前半の頃、母親が亡くなって、男に頼って生きて行かないという決意をして、「手に職」をもつことを考えたというような事を言っていました。

結構、野心家なのかもしれないです。こんな話を聞くと、「トリカブトの研究でも始めてるんじゃないだろうな」なんて、思ったり思わなかったり。

「まっ、やれるもんならやってみろ」って感じです。

・・・・・そうなんです。この感覚。「手に職」もった妻がいる夫の感覚。

「やれるもんならやってみろ」って世の中の夫はみんな思ってる。でも、ちょっとニュアンスが違うんです。「お前もか!ブルータス」ってのじゃなく、「いつかこんな日が来るのではないかと・・」という感覚。

男にも覚悟がいるんです。手に職をもった女性と結婚するって事は。

ただのオレ様の所有物とはいかなくなる。

そういう点で、女性が結婚して仕事を続ける事は悪い事ではないと思います。

ただ、あまり「仕事、仕事、仕事が命。仕事で私は磨かれる・・」ばっかりだと、「だったら仕事と結婚してろ、バーカ」ってなっちゃいますよね、男も。

「なんか旦那が下にみえちゃって・・・」

逆のパターンも不幸だと思います、僕は。

この本、所々、読み手を挑発していて腹が立ちますが、そういう煽る本の類いと思えば、面白く読めます。野心とか自己顕示欲ってのも確かに大事だなと再確認しました。

ダイエットも多分ギラギラした野心がないと続かない。漠然とやっててはダメ。


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