2014年3月21日金曜日

2万円の中古の本の作者が気になる

中古で2万円


宇津井健さんが亡くなりましたね。

俳優は年取ったら、テレビに出るなと以前書いていましたが、この俳優さんは、最後まで立派な顔していました。82歳だったそうです。表舞台に出ていい数少ない役者さんでした(勝手に基準を決めてる)。

気になったのは、その宇津井健さんを支えた名古屋の女性。最初は、名古屋で幅広く会社を経営する女性実業家としか書いてなかった。

加藤茶とかラサール石井とかに続いて、20代の女性ではなかったようだ。

加藤茶はなんかバカっぽくて許せるんだよね。「加藤茶(71)さんが20代の嫁の夜遊びに付き合わされて死にかけてる」なんて提灯記事を観ると、結構面白い。

ただ、ラサール石井は、なんか笑えない。嫁さん捨てて、20代の女と結婚というストーリーは共感を得ないかな。ラサールでインテリだし、バカっぽさが売りじゃないし。気の利いた事言いながら何やってんの?と言われる。

加藤茶は71歳、ラサールは58歳。ラサールの方が「あり」のようだが、現実的で生々しくて、いやらしいんだね。加藤茶は完全にネタとして使える。芸能人はやっぱり突き抜けた方がおもしろい。ラサールはやっぱり最近テレビでみない。ここから愛人2人つくって、せっかく買ったマンション20代の嫁にとられて、裁判沙汰になって、やっと需要が出て来るレベル。

で、宇津井健さん(82)の連れ合いは、80歳の女性だった。

宇津井さんが亡くなる6時間前に結婚届を出したらしく、喪主もその女性で、葬式も名古屋で、墓も一緒にはいりたいと、そこまで男に言わせる80歳の女性に興味が沸き、この名古屋の女性についてネットで調べてみました。

名古屋の夜の商工会議所と呼ばれる一流クラブ「なつめ」のオーナーの加瀬文恵さんという事が判明。

どういう人か?

本をだしているらしく、その本を買おうとしたら、中古品しかなく、なんと値段が2万円から・・・




どんだけプレミアなんだろう。益々読んでみたい。

「銀座のママが教える一流の男の条件」その手の説教くさい本はだいっきらいなんですが、半世紀以上クラブを続けているという実績、一流店は儲からないとかいう名言等、結構小さな会社のブランディングをしてきた女性のように思えたので、是非買いたかったのです。でも2万円は・・・

機会があったら読んでみたいです。

宇津井健は本当に惚れていて、「結婚しよう」と言ったのだろうか? それもある。でも、やしきたかじんさんが亡くなった時も、「けじめ」として最後を看取った女性と入籍しているけど、それとちょっとニュアンスが違う。

政財界の大物から愛されたクラブの大物女性と、オレは結婚したんだという男性(オス)としての存在証明を最後にしたかったんじゃないか?

亡くなる前に自分の生きた意味をなにかメッセージとして残せる人は幸せな死に方だと思う。

また、それに応えるこの女性もさすが。まさに僕が思う「枯れの美学」がこの結婚にある。

勝手に妄想してしまいましたが、「この女性の本を読んでみたい!!」と思ったのは、この懐の深さの源になっているものを知りたかったから。

2万円の金額も、そういうつもりなんだろうか?





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