2013年12月4日水曜日

老後の事を考える その2

福岡国際マラソンのテレビ中継の様子

先日、福岡国際マラソンが開催されました。公務員ランナーさんの活躍とか色々ありました。ユニヴァ的には、なんと言っても、毎年デカデカと全国中継される、警固四つ角の様子・・

目立ってましたね〜。四つ角の所だけ、ヘリコプターから引きで撮ってあるので、ユニヴァの看板だけが目立ちます。選手も豆粒程度になるので、余計目立つ気がする。よかったです。

という事で、先日の続きです。老後を考えるシリーズ第ニ弾。

シルバー川柳を買いました。リアルなお年寄りの気持が分かるし、サラリーマン川柳とかも、そうですけど、文字数少ないんで、すらすら読めるし、たまに深い洞察を含んだ川柳に出会えたりする。

本に取り上げられる程の作品ばかりなので、どれも秀逸でしたが、あえて、5つ、45歳の老後の事を考えている僕にヒットした作品と言えば・・

「場を察知 呆けたふりして なごませる」
「無農薬 こだわりながら 薬漬け」
「ご無沙汰を 故人がつなぐ 葬儀場」
「景色より トイレが気になる 観光地」
「アイドルの 還暦を見て 老を知る」

うん・・

枯れの美学というのかな。歳をとっていって分かる哀愁と言うか。

「老後 海外」とかでググってみると、老後を海外で生活するみたいなサイトがいっぱいでてきたけど、西洋人のお年寄りがリタイアをどう過ごしているのか気になったんですね。

nyに住んでいた時、イーストビレッジって学生街に住んでました。エレベーターもない古いアパートメントでして、僕は3階に住んでました。アメリカにはレントコントロールというのがあって、古くから住んでいる人の家賃を時代に合わせて上げるみたいな事はしてはいけないというのがあります。そういう理由で家賃を安く5階に住んでいる白人のおばあちゃんがいました。そのおばあちゃんと話して、僕が支払っていた金額の30%程度の家賃だったと記憶している。

でも5階ですよ。5階までたどり着くのに30分以上はいつもかかっていました。その間、住人とおしゃべりしたりする時間もあるだろうけど、本当に一歩一歩登るのが命がけみたいで、家賃の安さから、引っ越すに引っ越せないというお年寄りが都会にはたくさんいるんだなと、その当時は人ごとのように思っていました。

アメリカに住み始めて、最初のアパートメントは、古いホテルを改装したものでした。朝晩2食付きで、安かった。ビーチの目の前で、とても環境も良かった。そこは、老人ホームのお年寄りが7割で、あとの3割は生の英語に触れ合いたい外国人の学生。食堂でアメリカのお年寄り相手に、英語を話してスキルを身につけるというメリットもあったりして、「アメリカの発想はいいね」と思いました。お年寄りも若さというパワーをもらえるし、若い人が積極的に話しかけてくるし。結構楽しかったです。というか、同じ歳のスイス人の女の子が倒れる程可愛くて、それが楽しくて食堂ばかり行ってましたね。

歳をとって、集団生活というのも悪くないと思うんです。寂しくないし、そこで恋愛とかもあったりするらしいし、孤独死という危険もない。

老後をどうするか・・・まだ結論は出てない。20歳の時、40歳の自分を想像するというのは、自己実現というか、自分探しの一環なので、結構すぐに想像できるけど、40歳で60歳を想像するってのは、もうリアル。若い頃のようにすぐに決めれないのは、そういう事なんだろうね。

まだちょっと続く、この老後を考えるシリーズ。












0 件のコメント:

コメントを投稿