2014年9月29日月曜日

テレビドラマ




先週最終回だった「昼顔」観ました。画家がかわいそすぐる。

第1回から最終回までテレビドラマを見続けるなんて経験はとても久しぶりのような気がします。半沢直樹も檀蜜が出ていた大阪編まで観たけど、それ以降は勧善懲悪が過ぎて、お腹いっぱいで観ませんでした。段々半沢の顔が悪者顔になってきたし。

というか、最近のテレビドラマも昔とはちょっと違って来てるのかもしれません。

トレンディ俳優時代のテレビドラマと比べるからかもしれないけど、今のテレビドラマは普通に面白いかも。

この昼顔も中々リアルというか、テレビドラマらしい予定調和で進むのかと思いきや、そうでもなかったり、ちゃんと人間を描いているのにびっくりしました。

そう、昔のテレビドラマは人間を描いているようで描いてないのが多かった。でも、このドラマ(しか最近は知らないけど)はきちんと一人一人描いてあった。

役者さんもいい演技してましたよね。上戸彩の義理の母役の高畑さんの、上戸彩との別れ際に「あなたとのおしゃべり楽しかったわ」もよかったし、演技も悪くなかった。

吉瀬美智子の旦那役の人も良かった。子役も頑張ってた。昔は子役が酷かったからね。今は子役でも安心して観てられる時代。若いOL役の人もね。

吉瀬美智子は飲み屋の女の役させると、かなり美人だと分かる。

半沢直樹もそうだけど、キャスティングが良いドラマって良い。上戸彩も銀行員の妻にはみえなかったけど、今回は頑張っていた。パートのおばさんには到底みえないけど、こっちの方が良かったです。

夜9時台のテレビドラマなんて出る役者は大根役者しかいないなんて勝手に思っていましたけど、古い頭もアップデートしないといけません。

先日、大濠公園に子供を連れて行ったら、主婦軍団が「昼顔」の話を夢中でしてました。確かにど真ん中の主婦軍団だからおしゃべりの話題になるのは分かるけど、そのドラマ性の高さというか、昔のドラマならここでひっぱるよなという所をスパッと簡単に描いて、もっと違う所を描いていたから、余計親近感が皆さん湧いたんじゃないだろうか。

「あ〜わかるわかる。ここでこんなドラマみたいな事はしないよね」みたいな、リアルさはあった。ドラマっぽい所もあったけど、それはドラマだから。

主人公を可愛くみせるだけ、格好よくみせるだけのドラマとか、そうでないドラマが増えてくれるといいな。

主役が汚れ役もできる底の厚さが欲しい。キムタクが最後禿げ上がってボロボロになってしまう役ができるかという話。映画でもいいから、そういうのが欲しいな、そろそろ。

あとあまりテレビで観た事ないけど、なんか面白い存在感を発揮する役者さんとか、どんどん出て来て欲しいですね。

次、何かおすすめのドラマがあったら教えて下さい。












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