社是

アメリカンアパレル社是

突然ですが、アメリカンアパレルが好き。アメリカンアパレルからメールが届いていて、こんな事が書いてあったので、載せてみました。

Tシャツもスウェットもニットも積極的にアメリカンアパレルを買う。安いし、セールで１０００円とかざらにある。

もう福岡店はないけど、大体僕のサイズならSサイズ（１７７センチ、６５キロ）でオッケ。だからネットでセール時に購入する。

身長は177.5センチにしておいてくれる？　見栄はる時は、四捨五入して１７８センチと言っています。「へ〜意外・・（本当はもっとちびだろ？）」

アメアパのいい所は、胴が長くても、スリヤナマスカーラしても、丈が長いので、へそが出ない所。

LAの人達を雇っていますというのがいい。こういうアパレルメーカーは、「地球環境に・・・」、「save animal」とかをうたい文句にしている所が多い。それはそれでいいんだけど、「made in 中国、バンコク、・・」それで、結構な金額したりする。なにかが違う、なにかが・・

LAの労働者をフェアプライスで雇うという方が大変だと思うんだよね。金銭的に。本当の固定費だし、かなりの割合を売り上げに対して占めてる訳ですよ。

それを愚直にやっているというのは凄い事。現代の経営の基本はどれだけ利益を生むか？ROEはどれくらいか？とか、そういう合理的な発想をする中で、アメリカの労働者にこだわるのは凄い事。人件費を減らしたいのは、どの業種のどの会社も同じ事なんだけど、逆を行ってるのが、カッコいい。

また海外に工場をもっていても全然オッケーな業種業態だしね。それをあえてやらないのは何故なんだろうか。気合入ってないとできない。

工場で、アメリカのおばさん達とかがおしゃべりしながら、裁縫している姿が分かるね、この工場もそんな雰囲気。

８０年代のアメ車なんて、本当に酷かった頃で、アメ車より極端に安い日本車が悪い、アメ車が売れない原因と当時アメリカで言われてたけど、日本車のクオリティの高さより「こりゃダメだ」と思う程のクオリティの低い車を量産してた。

でも、そのクオリティの低さがなんともいえない味を出してて、好きでした。

キャデラックとかの高級車でも、ちょっと足がぶつかったらカバーがとれたり、エンジンキーの根元がぶらぶらとすぐに外れかかったり、メーター類は７０年代のままで、古くさかったり、安定のサスペンションのゆるさ。縦揺れが凄い。エンジンかからないと、ばんばん叩くと突然エンジンがかかったりする。またアメ車の中古車の値引率の酷さ。あっと言う間に価格がどんどん落ちる。８０年代前半くらいのアメ車が一番ひどくて好き。

「まあ、しかたねえ、ダメな野郎だなお前も」そんな気分が好きでした。

ブルースブラザーズ

あのデカいだけで、格好悪い洗練されてない感じが、ブルースブラザーズになった気分で最高に好きでした。

アメアパの洋服はもっとクオリティはいいんだろうけど、なんか似たような労働者が作ってるんだろうなと思うと、うれしくなりますね。その当時の子ども世代かな、働いている人達は。

ただこういう愚直な会社はよく損をする。フタをしたい所にあえて突っ込むとやっぱりなにか出て来る。労働組合とか他の会社より激しいらしい。でもそれも、そこと向き合っている証拠に見える。大会社なら、外国の安い労働力を使えて、文句も言わない労働者の方がいい。アメリカ人なんて権利主張は激しくするからさ。

そういう意味でもやっぱりアメリカンアパレルを着たくなる。

おすすめは「パワーウォッシュTシャツ」。襟元がゆるくていい。白以外は、買ったばっかりの時は襟元が詰まってたりするけど、伸ばしてやるとすぐゆるくなる。

この会社の考えって好きだなと思って購入している唯一の会社かもしれん。　なんか誰かの会社を熱く語る事ってないよな。

この社是がとてもいい。

Equal Employment Opportunity Policy

American Apparel has a policy of nondiscrimination in all aspects of its dealing with people. American Apparel actively maintains a goal of equal employment and respectful treatment of all individuals without regard to race, color, religion, creed, sex, national origin, ancestry, age, marital status, citizenship, veteran or military status, mental or physical disability, sexual orientation, or other protected factors. American Apparel strives to ensure that all employees enjoy equal opportunities and an atmosphere free from unlawful discrimination.

「MADE IN LAをサポートしよう。アメリカンアパレルのアイテムは全てをダウンタウンにある工場で製造されています。正当な賃金が支払われキャリアのある意欲的な社員によって、１つ１つ丁寧に作られています。製造や流通、デザインのプロセスが縦断的に統合されていることで、アメリカンアパレルがより効率的で論理的に持続可能なものになっていると私たちは信じています」