2015年6月12日金曜日

8月の砲声的な夫婦

今日、たくさんの本を買うつもりで本屋に行ってきました。

若い頃は毎日本屋に行って、どの本が今日の新刊かまでわかるほどでしたが、きちんとした本屋に行くのは2ヶ月振りくらいでしょうか。

amazonあるしね。

以前、勝間和代が「夫を会社と思え」という発想が面白いという記事を書きました。

で、その逆バージョンの本があったので思わず買ってしまいました。



なんだ!この本は!

買ってみたら、内容は薄かったんですが、ちょっと面白かったです。

妻の家事・育児代行は年収600万円位に換算。結婚するとそれが無料になるんだから、妻を大事にしろとか。

妻に絶対に言ってはいけない言葉。

「デブ」「ブス」とかの身体的特徴に関することを言ってはいけない。

結婚式の友達スピーチで、「うちの妻はどうしようもなくブスですが、愛しています」とか、本人は謙遜したつもりが、20年後の離婚の時、「あの時、あなたがみんなの前で私を侮辱したことは一生忘れない」とか言われるから、やめておこうとか。

離婚する夫婦の特徴としては、旦那が出世した時、「よかったわね、お疲れさま」とか労いの言葉が妻から出てくる夫婦は離婚率は低いが、「え?帰りが遅くなるんじゃない?昇給しても少しでしょ?転勤なんて私いやよ」系の夫婦は離婚率がかなり高いそうです。

で、今、妻にこの本を見せて、妻も読んでみた感想ですが、「この本は浅い。女性のことを分かっていない。いかにも男が考えそうなこと」と結構辛辣でした・・

男目線でフォローすると、この著者は、「妻を大事にしなさいよ」というのを、男目線でわかりやすく伝えていると思う。情緒、感情面での話より数字とか論理とか合理的であるとかでアプローチした方が男性には理解してもらいやすいとの意図でしょう。

妻の価値は生涯価値にすると2億円近くになるんだからという言い回しも、そういう言い方だと男性も耳を傾けてくれるということでしょう。

一番笑ったのは、妊娠出産時に絶対に言ってはいけない言葉として、「本当に俺の子か?」と笑いながら言われたとか、妊娠中に風俗に行っていたとか、それは女性はかなり不信感をもつらしい。

本当に俺の子か?は、日本男子のアメリカンブラックジョークですよ、ええ、女性の皆さん。そんなこと本気で思ってないから。

以前、yahoo知恵袋で、「旦那に顔射されて屈辱です。離婚しようかと・・」という相談をみましたが、夫婦ってのはブラックジョークの連続ですね、本当に。 結局想像力と対話が大事なのかもしれない。

とにかく「相手は分かっているだろう・・」みたいな勝手な想像はNG。妻とは話さないと絶対にすれ違いがおこる。「分かってくれていたと思っていた」なんて話になる。 

何度か書いてるけど、夫婦関係は「guns of august」じゃないかな。 妻と話すのが苦手なら、妻の足裏をマッサージしながら、木下藤吉郎みたいに「今日は殿様の草履を懐で暖めて褒められた」とかの今日の出来事を話すだけで、妻も自分の事話してくれるような気がスル。 







次回は川柳ですね。






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