2014年10月30日木曜日

デーブ大久保に名将の予感。

キャッチャーらしい分析力はある


野球の話ばかりで申し訳ないんだが、「デーブ大久保」。

楽天の監督になったばかりだが、結構うまくやるんじゃないかと思っている。
来年の今頃、下手すれば名将とか呼ばれている可能性もある。

この監督はうまくいく!!というのを当てるのが結構得意だと自分で思っている。

エトス・パトス・ロゴス野球と言った日ハムのヒルマン監督も、PTAで上手に母親理事をとりまとめをしたと著書で書いた中日の落合監督とか、就任してすぐに、「これはいける」という予感がした。

ヒルマンも落合も何か違う。アリストテレスの言葉だが、それを野球に・・なんて監督いなかったし、学校のPTAでの話を野球と一緒と言い切る落合も、普通の監督と違う。

就任前に二人ともこういう「違い」を見せていた。「PTAで・・」なんて言ったら、バカにする人はばかにしますよ。

でも、落合はそこにマネージメントの共通点を見いだしていたという。身近な所からたくさんのヒントを得てないと、こういうエピソードを書けない。

で、デーブ大久保だけど、問題児。

確かに古いというか鉄拳制裁というイメージはある。

僕らの世代は、子供の頃よく先生に殴られていましたからね。免疫はあるけど、野球の監督とかたまに、酔っぱらって、憂さ晴らしに子供を殴ったり、女に振られたのか、ギャンブルで負けたのか知らんが、そのイライラをケツバットにぶつけたりする指導者はいた。

正当な理由で殴られた事は全然覚えていないけど、こういう「監督、ただイライラしているだけじゃん」って理由で必要以上に強く殴られた経験は大人になっても覚えているものです。

まあ、そこで世の理不尽を身体で覚えるという、いい機会と思えるか?

僕は思えないが、それも教育の一環であるとする親もいるのが理解できるのは、「理不尽さ」は勉強できる所かな。

大人になったら理不尽な事ばかりだからね。

賛否両論のデーブ監督だけど、そういう酔っぱらって選手を殴ったり、自分の今の状態で必要以上に選手を強く殴ったりというのではなく、ただ熱くなりすぎて周りがみえなくなる人だと思う。

40年前の草野球の小学生野球の指導者と同じに論じてはいけない。少年〜の監督とか指導者って酒の臭いしかしなかったからね。古き時代の話です。

落合とかヒルマンとかは、「こういう所」というのがあった。

デーブにも名将の予感を感じさせるエピソードがある。

もう10年位前だと思うけど、デーブ大久保が引退してアメリカに行って、英語を喋っている所がテレビで出てたんです。

下手でしたけど、うまいんですよ、英語が。まだわずか数ヶ月しか経ってないのに、あの英語のキモを押さえている話し方。この人スゴいと思いました。

「デーブ大久保の英会話のキモ」みたいな本があったら絶対買いだと。

そうなんですよ、落合もそうですけど、この人も本質をパッと見抜く力に長けているような気がするんです。分析力という奴ですか。

西武の打撃コーチ時代、外国のアーリーワークという早朝練習を取り入れて有名になりましたけど、それも日本流というかデーブ流にアレンジして、キモの部分だけ真似してやったんじゃないかと思います。想像ですけど。

特に応援している訳じゃないけど、落合登場以来久しぶりに、「イケル」と予感させる監督の登場。

よくネットで書いてある、ただの根性論、精神論だけの人じゃないのは確か。

2、3年後、「まだイケル。まだイケル」とやり過ぎちゃって、崩壊する事も今までの歴史からするとおおいにある。

どうなるんでしょう?

今から来年が楽しみです。










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