2009年1月25日日曜日

落語と平和

こんにちは。ニシオです。


雪やコンコン、あられやコンコン、降っても、降っても・・・
降りすぎ。


こんなに雪が降るのは久しぶりのように思います。たまには楽しいけど。
昨日ツタヤに行ったついでに。最近テレビで宣伝している小学館出版の「落語・昭和の名人決定版」というのを買ってしまいました。落語のcdはいっぱいもっているのについ買ってしまう。演目も火鉢太鼓とかまあ、メジャーというか、ボルティモアオリオールズじゃなくて、ニューヨークヤンキースというか、アシュタンガヨガじゃなくて、ホットヨガというか、古今亭志ん生だから、smapの木村拓哉が、ビートルズのyesterdayを歌うようなものです。


古典落語は昔を懐かしむ人達が聴く、観るだけじゃなくって、現代人も絶対おもしろいからおすすめしている。以前にも落語をおすすめしたことがあるような気がする。東京に行くとよく浅草演芸場に足を運ぶあたし。他にも色々とあるんだろうが、一度狙って行ってみたい。


やはり芸人というのは、小室哲哉みたいにぶっとんでいないと面白くない。ファーストクラス全席借り上げて、くまのぬいぐるみ専用のシートを用意する位でないといけません。とにかく入って来たお金は全部その場で使ってしまう位の勢いで生活して欲しいですね。現代で真の落語家と言えるのは小室哲哉ではないかと思っている。根はこの人何も考えていないんだ。ヨギーに通じる。


若手の漫才もおもしろいけど、5分が限界でしょう。若手の落語なんて聞きたくもない。今の時代ならお笑いで勝負しろ。そこで勝って落語界入りなんて猛者が出て来たらいいな。多分ただの偏屈な若者のたまり場になっているんだと思う。落語の若手は。


30分も1時間も延々と話して客を笑わせるなんて、凄い芸ですよ。しかも同じ演目で。同じ演目でもやはり馴染む人とそうでない人がいる。徳永英明が名曲をカバーして売れたけど、名曲を上手にカバーする人とぶちこわす人がいるのと一緒。歌い手で雰囲気も全て変ってしまう。


この「隔週刊 cdつきマガジン 落語昭和の名人決定版」今、志ん朝が終わって第2号が発売中。志ん朝ってのが、ビートルズで言ったらジョンレノンで、志ん生がポール。演目も全26巻観たけどどれも、ポピュラーなものばかり。10巻まででいい。そこまで聞いたらとりあえず、志ん朝に戻る。そこで落語の基礎は終わり。


特におすすめは7巻の柳家小さんの「粗忽長屋」と8巻の「居酒屋」なんてのは、分かり易いはず。この10巻までの噺を聞いて、他の落語家が同じ演目を演じているのを聞いてみれば、そのうまさがよく分かる。「こんなつまらない噺じゃない」って思う。


うまいっていうか、そこに出てくる人達そのものなんだな。うまさを感じるというよりそのままなんだ。本当にどうしようもないおっちょこちょいで間抜けな人達がたくさんでてくる。今の漫才師達は、何を勘違いしてるのか、自分のテクニックをひけらかして、「どうだ凄いだろう」みたいなノリがあるのがいただけない。まだ子供。ダウンタウンの松本が漫才を鼻につくものにした。たちの悪い事にダウンタウンほどの才能もない若手がそこだけ学んでいる。昔は面白かったんだけどね、ダウンタウン。


この本は本当にベストオブベストを選んでいると思えるのではずれはないと思います。落語に興味を持った方は本屋でご購入ください。


落語はsfであり、歴史であり、心理学でもあり、教養であり、平和主義であり、ヨギーである。   ーユニヴァ ニシオ


ヨガ順番を覚えるdvdのボーナストラック、インタビューの一場面です。









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