2014年4月10日木曜日

パパ、娘の教育方針を語る。

写真撮影

昨日は、娘の入園式でした。 入園式の帰りに、写真を撮ってもらいました。築女のすぐ近くのアルバスという写真屋さん

筑紫女学園の幼稚園への入園でした。いわゆる、泥んこ幼稚園で、泥んこになって遊ぶという、うちの娘にはぴったりの幼稚園です。

今時、小学校に上がる時には読み書きできる幼稚園もあるそうですが、まあ人生は長い。ロケットスタートすれば彼女が幸せに近づくか?というと、そうでもない気がします。(個人的な意見)

こんな本を読みました。




いい本だと書評に書いてあって読んでみました。

まあ、外国の人は、本当に実験好き。サーベイ好きといいましょうか、子どもの教育にも野心的な実験教育をします。

それがたまに、素晴らしい教育を産んだりするんですが、そこまで辿り着くには、どこかの野心的(でも器じゃない)な教育学者達の実験対象として犠牲になった子ども達も大勢いる訳で・・・

この本は貧困層の子ども達にも教育の機会を与えたいという想いから書いてある本だと思う。だから結構信用できる。

アメリカの凄い所は、「あの実験対象だった子ども達は、30年後には〜になりました」とまで追いかける所。なんかそういうデータがいっぱい出て来る。

本の帯には、日本人が再発見すべき能力として「やり抜く力」「自制心」「好奇心」「誠実さ」を挙げてある。

すごく良い事を言っているし、とてもためになる本です。でも、では、それを子どもに身につけさせるにはどうすればいいのか?

金持ちの子どもが東大に入る確率が高いらしいが、いい教育を受けているからだろうか?
東大に入ればいいという訳ではないが、高学歴ならいい暮らしができる確率も高いのも確か。

子どもの頃、セーフティーネットがどれだけ多いか? 川を渡るのに、超優秀なインストラクターが子どもに泳ぎ方を教え、ボートで並行してくれて、方向が間違っていたら導いてくれる。子どもの頃の導く人ってかなり大事。

それと同じ位大事なのは、「遠回り」する能力・・だと思う。「遠回り」できる能力と言っていいかも。セーフティーネット(親からのサポート等)は最短距離を狙う為に必要だけど、それと相反する「遠回りする能力」。

だれも我が子に貧乏くじをひかせたい人はいない。でも、リーダーシップとか思いやりとか、誠実さとか、そういうのは、「遠回りできる能力」から生まれると思う。

あ〜、僕も教育学者みたいに論文でも発表しますかね。「子どもには遠回りできる能力が必要だ」みたいな。なかなかない、新しい切り口です。我ながら。

娘には最短距離だけを狙わせたくないです。遠回りもして欲しい。彼女が自信を無くさないように遠回りする時は、サポートしていきたい。

彼女の名前は、みいこ。3150(みいこ)グラムで産まれた子。大真面目につけた名前。

クロスロードに立たされた時、大体遠回りの道が本当の道だったりする。クロスロードに立たされた時、彼女は自分の名前を思い出して欲しい。全ては原点に戻って考える事。みいこという文字は、彼女の辞書では「原点」という意味。

原点に戻るってきっと最短距離を行く事じゃない。相手を思いやる道だったりする。商売でも恋愛でも相手あっての事。言うのは簡単だけどやるのは大人でも難しい。

自分が上がれば誰かが下がる・・それが最短距離の裏の面。セーフティーネットだけで子どもが成功するとは僕は思わない。

おっと、娘の事を考えたら少しばかり熱くなってしまいました。

結局、人格形成に必要なのは何か? 




この映画が教えてくれる気がします。この本を読んでたら、何故かこの映画を思い出しました。

それいけ、みいこちゃん

とても美人で出来のいい子になって、将来パパに家を買っておくれ。ハウステンボスのワッセナーがいいな(まだ言う)

子どもは・・・投資物件ですよ。そう思うと、イクメンパパにもなれる。

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