2009年7月8日水曜日

ユニヴァも入れておいて下さい

こんにちは。ニシオです。



村上春樹の1q84が200万部突破だって。僕も、話題なんで買ってみましたけど、まだ読んでません。



本が売れなくなったとか言うけど、200万部ってあり得ん数字だろう。
村上春樹というブランドだからでしょうけど、それにしても凄い。



物語性のある商品。そういうものにみなの意識は集中していくらしい。すべてじゃないだろうけど、そういう傾向が強くなるとか。



セールスでもそうでしょうし、女性を口説くのも物語があってでしょう。断られてからが勝負みたいな。断られて、断られて、ロッキーのテーマが脳内で響いて、最後はハッピーエンドか?と思いきや、「しつこい」とか断られて、警察なんて呼ばれたり。それもまた物語。



マネージメントもそうだね。部下を怒って、怒って、「なんであの人は私ばかり怒るんだろう?」なんて悩んで、居酒屋で同僚と愚痴を言い合って・・この後は自分で物語を作ってください。



ヨガスタジオなんても映画にしたら、その主人公を引き立てるための重要なワンシーンになりえる。「絶対きれいになってやる」系の映画だと思えば、ヨガのシーンなんてあったら結構、ゴールにたどり着くための説得力のあるシーンとなりえる。



洋服屋とかもそうだろうし、食べ物屋とかは愛を語るシーンとして、スーパーマーケットはどういうシーンで使えるだろうか?



そんな事をその運営者が考えて作ったら結構人の琴線に触れるようなお店になるのではないかなと、脳内で考えております。考えるだけで別に何かやろうとかは思っていないんですが。



みんな自分が主人公なのは間違いないんだけど、例えば夫婦喧嘩なんかしても、「あっ、これは後でとっても二人が仲良くなる為の必要なシーンなんだ」と考えれば、本当に後で仲良くなったりしない?



自分の物語にふさわしいものを無意識の内に選んでいるんだよ、きっと。
そういう意識が強くなると、選ぶという行為にもの凄く神経を使い始めるだろう。
だって自分がさらにスーパーマンになるために色々なものに消費する訳だから。生活必需品とかはどうか?って話なんだけど、価値を見いだしにくいものも生活必需品はあるけど、「鼻セレブ」なんてこだわり商品買う人は買うでしょうし。花粉症だからってトナカイさんみたいな赤い鼻はいやだもんね。そういう物語もありだよ。



ここで、では自分は誰かの重要なシーンに登場するのだろうか?という究極の疑問が出てくる。高校の時、ラグビー部だったんですが、いつもはいじめばっかりする先輩達が、ある日突然僕に対してやさしくなったんです。なぜか?前日、スクールウォーズというテレビ番組でイソップが死んだから。僕はイソップの役で先輩達の夢の中に出ていたんだ。センスのない野郎どもだ、この天皇陛下の次に偉い僕をなんだと思っているんだろう。イソップってラグビー部で身体が弱くて死んでしまう人。
やれやれですね。でも、そんな所に大きなヒントがあったりする。僕も全然興味ないのに村上春樹買っちゃう位ですから。世の中の勢いに押されて。乗っかって。同調して。遅れない様に。なんでもいいです。



結論:ユニヴァもあなたの物語の中にいれておいて下さい。



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